乳房の痛みを感じると、「もしかして乳がんなのでは?」と心配になる方もいるかもしれません。 乳がんは現在がんの部位別罹患率1位になっているということもあり、女性にとっては関心の深い病気 ではないでしょうか。しかし乳がんで乳房の痛みを感じることはまれだといわれています。 では乳房の痛みの原因は何なのでしょう? 痛みの種類、時期別に解説していきます。. ホルモンとは女性ホルモンであるエストロゲン、プロゲステロンのことです。それらが変化することによって痛みが生じます。 ホルモンの変化、感染症、それぞれについて解説していきます。. 乳房の痛みに関係するホルモンは、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロン です。この2つのホルモンは月経や妊娠、出産などをきっかけに濃度に変化が生じ、乳腺に働きかけて乳房が張ったり、乳腺組織を増殖させて授乳を行う準備をします。 ホルモンの変化から生じる痛みは部分的なものではなく、乳房全体に痛みがあらわれることが多い とされています。 また、更年期障害のホルモン補充療法や経口避妊薬の服用によっても女性ホルモンの濃度の変化が生じて痛みを感じることがあります。. 乳房の感染のほとんどが、 産後の授乳期にあらわれる乳腺炎 です。特に産後に授乳を開始してから3週間ほどは注意が必要です。乳腺炎には母乳が乳房内に留まることで起こるうっ滞性乳腺炎と、細菌が侵入することで起こる化膿性乳腺炎の2種類があります。 その他に乳房周囲の手術後に感染することもありますが、それ以外の感染はまれだといわれています。. 乳腺炎は 授乳期の女性が発症する病気で、特に授乳を開始した産後2〜3週間は注意が必要 です。 乳腺炎にはうっ滞性乳腺炎と化膿性乳腺炎の2種類があります。 それぞれ解説していきます。. 特に初産婦の方に多く、母乳が外に出るための道がきちんと出来ていなかったり、母乳が作られる量と赤ちゃんの飲む量のバランスが合わない状態が続くと、母乳が乳房の中に長時間留まってしまいます。このことが原因で乳腺が炎症を起こした状態を、うっ滞性乳腺炎というのです。 痛みを伴いますが、授乳を続けて溜まっている母乳を外へ出すことで乳腺炎が解消 されます。痛みが強い場合は鎮痛消炎剤を服用したり、氷で冷やす、乳房マッサージを行うなどの方法がとられます。. 授乳を開始してすぐは赤ちゃんもまだ母乳を飲むことが上手でないため、乳頭が傷ついてしまうことがあります。 この傷から細菌が侵入し、乳房の中にある母乳が感染した状態を化膿性乳腺炎 といいます。原因である細菌は黄色ブドウ球菌や連鎖球菌で、乳房の腫れ、熱感とともに高熱が出ることが特徴です。 化膿性乳腺炎と診断された場合、直ちに授乳は中止します。医師の診察の結果、排膿や切開などの外科的処置や、抗生剤の服用をおこなうことがあります。. 乳輪下腫瘍は、 非授乳期に乳輪の下の乳管が細菌感染してしまった状態 です。乳輪のあたりの痛み、しこりが主症状で、抗生剤にて治療をおこないます。膿がたまってしまった場合は、切開して排膿を行うこともあります。一度治療をしてもくり返し感染を起こす方が多いことが特徴です。. 乳房の良性腫瘍で、多くの方が乳房の外側上部にしこりや痛みを感じることが多い です。初潮年齢が早い方、第一子出産年齢が30歳以降の方、出産経験がない方に発生しやすいといわれています。治療の必要はないといわれていますが、がんの可能性を否定するために生検を行うことがあります。. 乳房が張って痛い原因としては、女性ホルモンが関係している場合と、乳房になにかしらの病気がある場合が考えられます。 女性ホルモンが関係している場合、生理前や妊娠、成長期、更年期に胸が張って痛いこと があります。また、睡眠不足などの不規則な生活が原因でホルモンバランスが乱れてしまい、胸の張りや痛みが出ることもあります。 胸の張りが症状として出る病気は、 高プロラクチン血症、乳腺炎、乳腺線維腫、乳がん です。. プロラクチンとは母乳を作る役割をする乳腺刺激ホルモンです。出産後に母乳分泌を促すために分泌されますが、高プロラクチン血症では出産をしていないのにプロラクチンの数値が高い状態になります。自覚症状は 乳汁の分泌、胸の張りやしこり、月経不順、排卵障害です。高プロラクチン血症、不妊の原因 になるともいわれています。. 授乳期の女性で、母乳が乳房の中にたまってしまうことが原因で起こる病気 です。乳腺が炎症を起こし、乳房が張って痛みがでます。痛みが強い場合はクーリングや沈痛消炎剤や使用することもありますが、基本的には乳房マッサージを行い溜まっている母乳を外に出すことで痛みが解消されます。. 乳がんで張りや痛みを感じることはほとんどない と言われています。しかし張り・痛みで検査して乳がんが発見されるケースもあります。張りや痛みがあるから乳がんじゃないだろうと安心はせず、乳がん検診を受けたり、医療機関に受診をしましょう。. 詳しくはこちら 乳房が腫れて痛い 乳房が腫れて痛い場合、一番に考えられるのは感染 です。乳房が感染することは少ないといわれていますが、授乳期に乳頭が傷つき細菌が侵入することで起こる化膿性乳腺炎があります。化膿性乳腺炎では直ちに授乳は中止し、排膿や切開、抗生剤の服用をおこないます。その他にその他に乳房周囲の手術を受けた後に感染することもあります。. 乳房がチクチクするような痛みは、女性ホルモンの影響を受けていることが多い とされています。生理前にホルモンバランスの変化からこのような痛みを感じることが多く、痛みとともに胸の張りを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。乳房の張り、痛みに関係するプロゲステロンの分泌は排卵後7日目にピークを迎えます。月経開始3~4日前から胸の張りを感じはじめ、月経終了ごろには痛みがおさまります。 ズキズキする痛みは、 授乳期に乳腺が炎症を起こす「乳腺炎」の際に感じることが多い とされています。 しかし、他の乳房の病気でない可能性もあるため、痛みが続く場合は受診を検討しましょう。. 生理が起こる仕組みには、エストロゲンとプロゲステロンというホルモンが関与しています。 排卵後に分泌されるプロゲステロンは乳腺に働きかけ、胸の中に水分を蓄える働き をするのです。このことで乳房に張りや痛みが生じます。 プロゲステロンは排卵後7日目頃に分泌量がピークとなり、その後分泌量は減少していきます。乳房の張り、痛みは生理の3~4日前から感じ始め、生理がくると徐々に痛みは軽減していきます。. 妊娠するとエストロゲン、プロゲステロンというホルモンが増えます。そのうち プロゲステロンは乳腺や乳管の成長を促し、乳房の血液量を増やす働き があります。その結果、乳房のサイズが徐々に大きくなるのです。この時に乳房に張りや痛みを感じたり、乳首に痛みを感じる方がいます。. 授乳期に乳房に張りを感じるのは、母乳が十分に作られている証拠 だといわれています。しかし 張りだけでなく痛みを感じてしまうと乳腺炎の可能性 があります。授乳開始してすぐは赤ちゃんの飲む量と作られる母乳の量に差があり、母乳が乳房の中に残ってしまうのです。また授乳開始直後は乳頭が傷つきやすい状態のため、そこから細菌が侵入してしまい感染してしまうことがあります。. 更年期は閉経前後10年の期間といわれており、40代頃より始まるとされています。 更年期に乳腺症にかかりやすいといわれており、その原因は不明ですがこの時期に急激に減少するエストロゲンが関与している のではないかともいわれています。 乳腺症は乳房の痛み、張り、しこりが生じる良性の病気です。治療の必要はなく、経過観察を行うことが多いとされています。 ほかにこの時期の乳房の痛みには、更年期障害の症状の一つである不定愁訴の可能性もあります。. 市町村で実施している乳がん健診の対象年齢は40歳以上となっています。受診の間隔は2年に1度で、検査項目は問診と乳房エックス線検査(マンモグラフィ)となっています。 しかし、乳がんの発症年齢は20代から増え始め、40代がピークとなっています。そのため、市町村で実施している乳がん検診以外での早期発見が必要です。医療機関で自費で受けられる乳がん検診もありますが、自宅でおこなうセルフチェックがあります。乳がんはセルフチェックで見つけることができる唯一のがんです。定期的に自分の乳房をチェックすることで、異変に気づきやすくなるでしょう。. セルフチェックをおこなうタイミングは、 月経終了後の胸の張りがおさまった時期がよい でしょう。 チェック項目は以下のとおりです。. 乳房の痛みは、発生する時期や痛みの種類により原因が違ってきます。痛みを感じた場合、どのような痛みなのか、自身のおかれている状況を考えて痛みの原因を考え、必要があれば医療機関受診を検討しましょう。特に「乳がん」を心配される方はセルフチェック、がん検診を定期的に受けることで早期に発見ができます。 乳がんはセルフチェックで発見ができる唯一のがんとなっています。 自身の体と向き合うことで健康管理をおこなっていきましょう。. 健診 予約 お問 合せ 外来 予約. 健診WEB予約 お問い合わせ 外来WEB予約 LINE友だち追加. MYメディカルクリニックTOP ブログ 乳房の痛みの原因とは?痛みの種類別、時期別に徹底解説!. 乳がんについて詳しくはこちら 詳しくはこちら. 当院の乳腺外科についてはこちら 詳しくはこちら. 略歴 藤田保健衛生大学医学部 卒業 公立昭和病院 東京慈恵会医科大学附属病院麻酔科 助教 北部地区医師会病院麻酔科 科長 年 MYメディカルクリニック 医師. 前の記事 一覧に戻る 次の記事. ブログ クリニック 女性 検査 感染症・ワクチン 生活習慣 豆知識.
乳房の痛みの原因とは?痛みの種類別、時期別に徹底解説!
胸に痛みを感じたら・・・乳腺症を疑う5つの症状と痛みの種類 「病院へ行くべきか分からない」「病院に行ったが分からないことがある」など、気軽に医師に相談ができます。 性行為sexは、急性心筋梗塞の発症原因の1%以下です。 絶対リスクは、週1時間の性行為sexは、心筋梗塞のリスクを、年間万人あたり2~3人しか増加 性交後 胸の痛みはもちろん幅広くお悩み相談ができます. 乳房の痛みの原因や治療方法について解説|渋谷・大手町・みなとみらいで乳房の痛みでお悩みならMYメディカルクリニック卵子と精子が卵管で出合って受精すると、受精卵ができます。その受精卵は、細胞分裂を繰り返しながら4~6日かけて卵管から子宮へ移動。そして受精から7日目前後に受精卵が子宮内膜にもぐり込むことを着床といいます。 一般的に、着床の起こる時期は妊娠3週目前後で、着床開始後10日前後で妊娠の反応が出るので、月経開始予定日から1週間程度過ぎても月経が来ない場合は、妊娠検査薬で妊娠の有無を調べてみましょう。. 乳がんについて詳しくはこちら 詳しくはこちら. 生理のような出血やそれを上回るほどの出血があった場合は、すぐに婦人科受診をおすすめします。 子宮内で何らかの異常が起こっている可能性 が高いです。着床出血について、こちらのページでくわしく解説していますので、合わせてご参照ください。. いち早く病院で妊娠を知りたい気持ちがあると思いますが、 早すぎる段階で超音波検査を行っても胎嚢が見つからず、後日改めて再検査をする必要が生じてしまいます。. 乳房の痛みを感じると、「もしかして乳がんなのでは?」と心配になる方もいるかもしれません。 乳がんは現在がんの部位別罹患率1位になっているということもあり、女性にとっては関心の深い病気 ではないでしょうか。しかし乳がんで乳房の痛みを感じることはまれだといわれています。 では乳房の痛みの原因は何なのでしょう? 痛みの種類、時期別に解説していきます。. 乳房の良性腫瘍で、多くの方が乳房の外側上部にしこりや痛みを感じることが多い です。初潮年齢が早い方、第一子出産年齢が30歳以降の方、出産経験がない方に発生しやすいといわれています。治療の必要はないといわれていますが、がんの可能性を否定するために生検を行うことがあります。.
妊娠初期症状はいつから?
痛みのほかにも、おなかや胸の張りを感じる方もいます。これは、受精が成立することで女性ホルモンのバランスが変化して子宮内膜の状態が変わるため、 また、プロラクチンというホルモンが過剰に分泌されてしまうことで胸の張りや痛みを感じる人もいます。 性行為sexは、急性心筋梗塞の発症原因の1%以下です。 絶対リスクは、週1時間の性行為sexは、心筋梗塞のリスクを、年間万人あたり2~3人しか増加眠気が続くからといって、妊娠が疑われるときは カフェインを含む食品は避けるように してください。妊婦がカフェインを多量に取ると 胎児に影響が出る可能性が高まる からです。. プロゲステロンは、排卵後に妊娠の準備をするため、乳腺も授乳の準備として動きが出てきます。 生理直前は、通常時の3割~4割増で胸の容積が増すと言われるほど、乳房は変化します。そのため、乳腺が張った部分が痛むようになるのです。. おもに20代から40代の女性の病気 子宮内膜症はおもに20代から40代の女性の病気です。つまり月経がある期間の女性がかかる病気なのです。20代から40代頃といえば、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」の分泌が一生のうちで盛んな時期。この年代の女性に子宮内膜症が多いのは、エストロゲンが子宮内膜症組織の増殖に影響を与えるためなのです。ですから、逆にエストロゲンの分泌が減少する閉経前後の更年期になると、子宮内膜症は軽症化することが知られています。 また、最近とくに注目されているのが、子宮内膜症の発症年齢の若年化です。20代前半の人ばかりでなく、10代でも発症するケースもみられます。. また当クリニックでは、吸引法の中でもよりお身体を傷つけにくく、安全性が高いとされている 「手動吸引法(MVA)」という方法もご用意しております。. 健診WEB予約 お問い合わせ 外来WEB予約 LINE友だち追加. 胸の痛みとともに、しこりの自覚症状を訴える人が多いです。 はっきりとしたしこりではなく、周辺との区切りがあまりないようなしこりがあります。. 乳房の痛みを感じると、「もしかして乳がんなのでは?」と心配になる方もいるかもしれません。 乳がんは現在がんの部位別罹患率1位になっているということもあり、女性にとっては関心の深い病気 ではないでしょうか。しかし乳がんで乳房の痛みを感じることはまれだといわれています。 では乳房の痛みの原因は何なのでしょう? 痛みの種類、時期別に解説していきます。. めまいやふらつき、立ちくらみは、 ホルモンバランスの変化で自律神経が乱れて 起こったり、 脱水 でも起こったりします。また、貧血や起立性低血圧でも起こりやすくなります。妊娠初期は特にこの症状が起きやすくなっています。. 乳房の痛みは、発生する時期や痛みの種類により原因が違ってきます。痛みを感じた場合、どのような痛みなのか、自身のおかれている状況を考えて痛みの原因を考え、必要があれば医療機関受診を検討しましょう。特に「乳がん」を心配される方はセルフチェック、がん検診を定期的に受けることで早期に発見ができます。 乳がんはセルフチェックで発見ができる唯一のがんとなっています。 自身の体と向き合うことで健康管理をおこなっていきましょう。. 着床率を上げるために必要なこと 着床時に起こる体の変化 妊娠できないと感じたら、にしたんARTクリニックの無料カウンセリングがおすすめ. 受精卵が着床するときに子宮内膜が傷ついて出血することがありますが、これを「着床出血」といいます。出血量は月経よりも少ないことが多く、色が茶色っぽかったりピンクっぽかったりするのが特徴です。おりものにうっすらと血が混じる程度のこともあります。 月経の期間は1週間程度であるのに対し、着床出血は1~2日程度、長くても3~4日程度で治まります。. わきの下のしこりをチェック 起立した状態で指をまっすぐ伸ばして揃えて、わきの下に触れてしこりがないかチェックしましょう。. すべての「性交後 胸の痛み」の相談を見る. もし、予期せぬ妊娠だった場合、 なるべく早い段階で婦人科を受診することが大切です。 出産する場合も、中絶を選択する場合も、 お腹の中の状態や妊娠週数がどのくらいかを正確に把握する必要があるため です。 人工妊娠中絶は妊娠週数が短ければ短いほど、お身体の負担が少なく済みます。当クリニックでは、中絶手術の方法として、ソウハ法または、吸引法を選べます。 吸引法は安全性が高く、 WHO(世界保健機関)にも推奨されている手術方法です。 また当クリニックでは、吸引法の中でもよりお身体を傷つけにくく、安全性が高いとされている 「手動吸引法(MVA)」という方法もご用意しております。 中絶手術についてくわしく見る. また、プロラクチンというホルモンが過剰に分泌されてしまうことで胸の張りや痛みを感じる人もいます。 これは、胃薬や向精神薬の副作用、甲状腺機能の低下などが原因なので、病院で検査をしてもらう時は、服薬状況をしっかり医師に伝えましょう。. 妊娠初期症状は、 性行為から約1~2週間後 に起こります。 最後に生理が来た日を軸にして考えると、妊娠超初期症状を含む妊娠初期症状が現れるのは約3~4週間後になるため、 生理前の不調、PMSなどと間違えやすい時期 ともいえます。. シアリス 処方 タダラフィルとは 服用法と注意事項 C. 当クリニックでは、心と身体のケアを大事にしており、カウンセリングでは、患者様の体調やお悩みなどをお聞きするだけにとどまります。 ご心配になるような、 不必要なプライバシーの詮索などは一切いたしません。 さらに、中絶を選択されることに対して、責めるようなことも、もちろんございません。患者様のご事情にできる限り寄り添って、医師始めスタッフともども、一丸となり医療をご提供いたします。 また、当クリニックでは診察日当日に即日中絶手術を行うことも可能です。ぜひお気軽にご相談ください。 中絶手術についてくわしく見る. 最短5分で回答 ネットで医師相談. 乳腺炎は 授乳期の女性が発症する病気で、特に授乳を開始した産後2〜3週間は注意が必要 です。 乳腺炎にはうっ滞性乳腺炎と化膿性乳腺炎の2種類があります。 それぞれ解説していきます。. 低用量エストロゲン・プロゲスチン製剤: ピルを使って妊娠と同じ体内環境にし、排卵を抑えることで子宮内膜の増殖を抑えます。副作用としては、血栓症以外に、吐き気、乳房の張り、頭痛などがあります。. 妊娠検査薬は、生理予定日の1週間後から使用できます。それ以前に使用すると、正確な判定ができない可能性があるため、ご注意ください。 妊娠検査薬を使って、フライング検査をしてもいいですか? A. それぞれの経過を書きます。 乳がん検診は毎年受けています。市の検診でマンモグラフィは8月27日に受けて、異常無しでした。9月くらいから、左の胸とか脇とか、動作時にかすかに痛みがある時があると感じていましたが、しこりを探しても硬い物はないため様子見ていました。今までに徐々に痛みの頻度と痛みの強さが少し強くなっている感じです。よく触ってみるとしこりのような物がある感じがしますが、そこを触っても痛いわけではなく、搾って見ても、乳頭からは何も分泌物はありません。 子宮ですが、年にcin3の為、円錐切除術を受けて、そこから半年に一度ずっと子宮癌検診を受けていますが、ずっと陰性です。 手術後、いつもではないですが、性行為時出血するようになっていました。その度に受診し、検診受けましたが、陰性でした。 去年は検診は、8月27日に市の検診と、主治医の検診時期が10月下旬でしたのでそれも受け、どちらも陰性でした。その後、12月2日に性行為時に出血し、それをきっかけに生理になって感じで、6日くらいで出血が止まりました。その後は性行為なく、今年になって1月2日から6日間くらいで生理が終わりましたが、今日になってさっき少し出血がありました。 マンモグラフィの被爆をきっかけに癌になることがありますでしょうか?癌のしこりは明らかに硬い物でしょうか?細長い場合もありますでしょうか? 子宮頸がん検診がずっと陰性でも、体癌になっている可能性がありますでしょうか?時折、かすかに下腹部痛というか、子宮の入り口の奥がかすかに痛みがあります。 乳がんと子宮癌が両方になっている可能性がありますでしょうか?どちらが原発になることが多いでしょうか?これ以上被爆せずに癌が調べるには血液検査は有効でしょうか? よろしくお願い致します! 診療案内 婦人科手術センター 婦人科検診 ブライダルチェック 思春期外来 子宮頸がんワクチン 中絶手術 ミレーナ 低用量ピル アフターピル 症状・疾患 子宮筋腫 子宮内膜症 子宮腺筋症 子宮頸がん 子宮体がん(子宮内膜がん) 卵巣腫瘍・卵巣嚢腫 更年期障害 月経のお悩み 生理痛 不正出血 外陰部のかゆみやできもの カンジダ症 性感染症 下腹部の痛み・膨満感 経血が多い・生理時の出血が多い. 分泌物をチェック 指で乳頭の根元を軽くつまんで、血液が混じったような分泌物が出ていないかチェックしましょう。 また、下着に血液が付いていないかも確認します。 少量の透明・黄色い分泌物が出る程度なら問題はありません。. 妊娠している場合は 保険適用外 ですが、一応保険証を持っていくと安心です。また、内診台を使用するため、 服装は脱ぎ着しやすいもの がいいでしょう。ワンピースやスカートがおすすめです。. 授乳期の女性で、母乳が乳房の中にたまってしまうことが原因で起こる病気 です。乳腺が炎症を起こし、乳房が張って痛みがでます。痛みが強い場合はクーリングや沈痛消炎剤や使用することもありますが、基本的には乳房マッサージを行い溜まっている母乳を外に出すことで痛みが解消されます。. 妊娠超初期から妊娠初期 は、身体や心がどんどん変化していく期間です。 ホルモンバランスの崩れ を始めとして、 さまざまな変化が起こり ます。この変化に伴い、身体にも心にも多くの症状が現れるのです。ここからは、妊娠初期症状をリスト化し、それぞれの症状について細かくご説明していきます。. 妊娠中はホルモンバランスが大きく変化するとともに、出産後の授乳に備えて乳腺がどんどん発達します。 妊娠後期になると乳腺の発達とともに、周囲の皮膚や筋肉が引っ張られて、胸の張りや痛みにつながるのです。. 胸の痛みやしこり、腫れを感じて病院へ行くと、まずは検査をすることになります。 乳がん検診、画像検査、細胞診をした結果「乳がんではない良性の病気」とわかれば、とりあえずホッとするでしょう。. 激しい月経痛が代表的な症状です 「生理痛がひどくて動けない」 「生理でおなかが痛いから寝ていたい・・・」 「生理が終わったのにいつまでもおなかが痛い・・・」 こんなセリフ、あなたも身に覚えがありませんか? 生理のときに痛みがあっても当たり前、痛みがいつもよりひどくても「つらいなあ」、で片づけてしまいがち。ところがこういった下腹部痛、頭痛を伴う激しい月経痛は子宮内膜症の症状として最も多いものですので、無視できません。とくに、前はなかったのに最近痛みを感じるようになった、月経痛がだんだんひどくなる、といった場合、子宮内膜症の初期段階の可能性があります。それ以外にも下記の症状に心当たりがある場合は注意してください。あてはまる数が多いほど子宮内膜症の可能性が高くなります。早めに産婦人科で相談してみてください。 (注:まれに症状がまったくなくても子宮内膜症を発症していることがあります。). 子宮内膜症は増加傾向にあります 子宮内膜症の原因ははっきりとわかっていませんが、最近とくに若い女性を中心に増加傾向にあります。これには、現代女性のライフスタイルが関係していると考えられています。現代の女性は、晩婚化が進んでいるため、妊娠、出産の機会が少なくなっています。それに加え、初経の時期も早まる傾向にあるため、生涯に経験する月経の回数が以前に比べ非常に多くなっているのです。このような傾向が子宮内膜症が増加してきたことの背景にあるといわれています。. 生理が起こる仕組みには、エストロゲンとプロゲステロンというホルモンが関与しています。 排卵後に分泌されるプロゲステロンは乳腺に働きかけ、胸の中に水分を蓄える働き をするのです。このことで乳房に張りや痛みが生じます。 プロゲステロンは排卵後7日目頃に分泌量がピークとなり、その後分泌量は減少していきます。乳房の張り、痛みは生理の3~4日前から感じ始め、生理がくると徐々に痛みは軽減していきます。. 妊娠初期に 現れる症状には個人差があります 。症状が強く出る方もいれば、ほとんどない方がいるからです。妊娠初期症状がほとんどない方の中で、もともと 生理不順であれば、妊娠に気付くのが遅くなってしまう可能性 があります。正常な妊娠であれば良いのですが、子宮外妊娠や胞状奇胎(ほうじょうきたい)などの 異常妊娠 は、早期に治療を行わなければ、 命に関わる場合もある のです。.